東京都知事選挙で、自民党・公明党が敗北するという意外な結果が出ており、アベノミクス失速と併せ、今後安倍総理への
風当たりが一気に高まる可能性があります。
<選挙結果>
2,912,628 小池百合子氏 当選
1,793,453 増田 寛也氏
1,346,103 鳥越俊太郎氏
ここまで差が出るというのは誰もが想定していなかったはずであり、特に自民党・公明党関係者が唖然という表情をしていたことからも結果の衝撃度が分かります。
ではなぜここまで自民党・公明党が敗北したのでしょうか?
投票率です。
59.73%
前回は46.14%だった投票率が一気に60%近くに達しており、いわば組織票ではなく無党派層が小池氏に投票したと考えられるのです。
低投票率では組織票を持つ候補が強いですが、今回のような60%近い投票率では無党派層が動けば風が吹くと分かり、今後、無党派層及び新たに投票権を持つ若者がキャスティングボードを握るということになるかもしれません。
また、絶大な権力を持っていました安倍総理ですが、おひざ元の東京都でここまで敗北するとなりますと、菅官房長官と併せ権力構造が変化することもあり得ます。
今後、株価急落・円高で<アベノミクス破たん>となれば、権力構造が一変することもあり得ます。