日経平均上昇の“茶番”と暴落懸念

投稿者: | 2016年06月28日 01:12

月曜日の日経平均は357円余り上昇しており、これで一安心という専門家もいますが、では以下を見てそれが本当に言えるでしょうか?

≪売買高ランク≫

1位 みずほ   -2.42%
2位 三菱UFJ -3.00%
3位 シャープ  -14.4%
4位 野村    -6.32%
5位 板硝子   -8.57%
6位 日立    -3.45%
7位 東芝    ≪+0.9円≫
8位 三菱重工   下落
9位 三井住友トラスト 下落

10位以内で上昇しているのは、僅か0.9円上昇した【東芝】だけです。
これで日経平均が357円も上昇しているのです。

また日本を代表するエクセレント会社である【トヨタ】は-1.70%となっており、年初来安値を更新しています。

金融株と超優良株が売られている相場は極めて危険な相場であり、PKOが入り品薄株が買い上げられ指数だけが上昇したと言え、これで底が入ったという専門家もいるようですが、とんでもない判断だと言えます。

本当に底が入ったというのであれば、【トヨタ】、【日立】は機関投資家の買いで大商いを演じ今日10%以上上昇している筈なのです。

また、証券会社の雄である【野村】が6%を超える下落を見せ、今や350円台になっているのはどうしたことでしょうか?
本当に強い相場であれば、最低でも500円以上はしている筈です。
このままいけば200円台を割り込み“倒産株価”に近づきます。

日経平均を無理やり買い上げた「咎」が火曜日以降出ればとんでもない下落をするでしょうし、ヨーロッパで金融機関の経営危機が起これば、とんでもない暴落を演じることになります。

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