今回の熊本・大分地震はいまだに震度4が連発するという事態になっており、以下の24時間地震を見ましても、全く地震が収まっていないのが分かります。
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
むしろ、地震域が拡大してきており、伊予灘でかなり大きな地震が発生しており、これは100キロ以上の深さであったために震度は殆どなかったようですが、もし今後今回のような規模の大きな地震が伊予灘で発生した場合、地震が構造線に沿って起こっているとなり、事態は深刻化することになります。
即ち、単に断層が動いたという次元ではなく、地割れが始まったとも言えるからです。
<中央構造線>の端である熊本から割れ始めたとなると今後構造線上の四国にも巨大地震が広がることになり、もしそうなれば事態は収拾がつかない事態になることもあり得ます。
今までの常識が通用しなくなってきていると考えておくべきであり、中央構造線上の地域に住む住民はそれなりの準備をしておくべきだと言えます。
東京都内のスーパーでも昨日はペットボトルが売れていましたので、それなりの準備をしている家庭が増えてきたのだと言えますが、今後問題になるのは、仮に地震が四国や近畿・中部・関東圏にまで広がれば、ペットボトルなど一瞬で消えてしまい、とても被災地に回せなくなる可能性が高いということです。
今は「まだ」熊本・大分だけですが、それでも水の不足は深刻化しており、特にトイレが汚く使えないという状態になりつつあり、これが<中央構造線上>の四国・近畿・中部・関東に波及すれば、もう手の打ちようがなくなります。
地震は予想がつかないと思っておくべきであり、いつ何時自分が被災するかわからないと考えておくべきだと言えます。
そして行政には頼れないと思っておくべきだと言えます。
自分の身は自分で守るという昔から言われてきたことを励行するのが生き残る道かも知れません。