爆買い状況の変化:関西の百貨店

投稿者: | 2016年04月17日 11:08

今回の熊本大地震の前になりますが、爆買いに異変があると報じられれいます。

大丸松坂屋百貨店の好本達也社長:高額な時計や宝飾品の比率が下がり、昨年後半以降単価は下落している」
近鉄百貨店の高松社長     :単価は10~15%落ちてきている

大丸松坂屋百貨店は大阪心斎橋店の免税売上が171億円と前期に比べ2.6倍となり、売り上げ全体の20%弱となったと発表されていますが、その内容に異変が起こっていると社長が述べているのです。

また以下の数字をご覧ください。

<免税売上高>
高島屋 大阪店  117億円 :前期の2.3倍   
近鉄  あべのハルカス近鉄本店 24億円 :前期の2.8倍

物凄い売上の伸びとなっていますが、売上の規模はさほど多くはなく、この分野に注力するデパートは既存の優良顧客を失いつつあり、絶対金額では売り上げを減らすデパートも多く出てきています。

今回の熊本大地震で日本は怖いと海外観光客が思えば、どうなるでしょうか?
地震列島日本でもあり、地震がないところなどない訳であり、日本人でも観光に行くのを控えるとなりましても不思議ではないのです。

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