熊本地震と日本経済

投稿者: | 2016年04月18日 08:23

今回の熊本大地震では企業活動にかなりの被害を受けるとみられており、今後日本経済に深刻な影響が出てくるのは避けられないかも知れません。

既にトヨタ・ソニー・ルネサス等の企業の操業が止まると言われていますが、直接的な影響よりもこんな惨状を見て国民の間で「楽しめない」という感情が沸き、かついつ何時訪れた観光地で地震に遭遇するかも知れないとなり始めているからです。

熊本から大阪や東京に出てきている者も多く、親せき・友人・同僚に被災した人が多くいたり、熊本城の惨状を見れば、自分だけ観光に行ったり娯楽など楽しめないというのは日本人なら当然の感情であり、今後これらが広がればゴールデンウイークを前に消費がガタ落ちになるかも知れません。

このゴールデンウイークでは九州観光はほぼ全面キャンセルとなると報じられていましたが、これは海外からも同じであり、
このような地震が頻発する日本は避けるとなる外国人も多くなるかも知れません。

日本全体でどれだけの打撃があるかわかりませんが、九州の経済は大打撃を受けるのは避けられず、観光産業は九州新幹線が100ケ所もの損傷を受けておりいつ再開出来るか全くわからない以上、壊滅的打撃を受けるでしょうし、農業・畜産業も道路が復旧しませんと出荷も出来まず、畜産農家は高齢化が進んでおり、このまま廃業する人も出て来るかも知れません。

今後、あらゆる面で影響が出てくるのは避けられず、日本経済は厳しい状況に追い込まれるかも知れません。

そしてこれ以上地震域が拡大しないことに尽きます。
伊予灘等に地震域が拡大するようなことがあれば、そこには原発があり、とんでもない事態に発展するかも知れないからです。
また、日奈久断層の先にも原発があり、どちらに波及しましても、原発が被害を受ければ日本は壊滅的打撃を受けることになりかねません。

早く地震が収束することを祈るしかありません。

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