3年5ケ月ぶりの7日連続安

投稿者: | 2016年04月06日 09:44

日経平均は”恒例”のPKO買いで上昇する場面もありましたが、結果は17円安の15,715円で終わっていました。
個人は損が膨らみ身動きが取れず、機関投資家は売り乃至は見送りとなっており、買い手がいない状況に陥っているのです。
本来なら今日投げが入り一気に急落すれば、値ぼれ買いも入り、大きな動きをしたのでしょうが、下げたところは年金資金等が買い、上げたところでは中東からと見られる実弾売りが入り下げてくるとなり、動きようがない市場になっていました。

良い材料があればまだ買いも入りますが、上場2日目の株が初日に公開価格の2倍以上になったものの今日は一転ストップ安売り気配となれば、個人は損を膨らませただけとなり、怖くて手が出せません。

また円相場が東京市場で一ドル109円台に突入するかも知れないとなれば輸出関連株は買えず、反対に保有株を減らしたいという投資家が多くなりましても不思議ではありません。

機関投資家なら必ず保有している、大型優良株である『トヨタ』、『パナソニック』の株が今の相場の中心となりますが、今日は『トヨタ』は18円と小幅上昇しましたが、『パナソニック』は3.22%もの下落し870円まで下げていました。
これらもあり、時価総額は482.9兆円まで下落し日々時価総額を大きく減らしています。

何も起こっていない今で異例に相場になっており、今後突発的な「事象」やヨーロッパ金融危機等が発生した場合、とんでもない事態に金融市場はなるかもしれません。

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