日本最大の証券会社である【野村証券】の株価は昔から株式市場の指標とも言われてきていましたが、今の状況はどうなっているでしょうか?
2007年高値 2,800円
2013年高値 980円
2015年高値 909円
現在 590円
2007年高値の≪20%≫ほどの価格となっています。
昨年高値である909円に比べても35%程安い水準になっているのです。
これが日本を代表する証券会社の株価です。
勿論、2012年の安値である220円台に比べれば2倍以上の水準にありますので安値から見れば大幅に値上りしています。
日経平均は昨年来安値を更新していますが、野村証券の株価から見る今の株式市場は、「まだ」高いとも言えるのです。
野村はかつて最強の営業マンを有し、社員章から「ヘトヘト証券」とも揶揄される程、営業マンが働き、それはすごい証券会社でしたが、今や投資銀行になるとして牙が抜かれ、おとなしくなっています。
ただそれでも株価の指標として認識している関係者も多くいるはずです。
野村の株価は、かつての200円台に戻っていくのでしょうか?