地方の不動産会社の経営破たん

投稿者: | 2016年01月18日 11:37

大分県の不動産開発会社である【エンタープライズ自由ケ丘】が負債総額152億円で倒産していますが、
これは今後始まる地方の地価の暴落の前兆とも言えます。

東京・大阪などはファンドの買い等で不動産価格は上昇をしていますが、一旦地方にいけば、今でも買い手が殆どおらず、売りたくても売れない、貸したくても貸せない物件が溢れています。

今後人口が減る地方都市がどんどん増えていく中、売り物件が積み上がるのは避けられず、当然価格は下がります。
借金をして物件を購入した会社や開発をした会社は販売不振となり、当然として経営危機となります。

また都市の不動産バブルも最終章に差し掛かっており、世界的信用収縮が起こっている今、貸付金を返済するように求められる不動産ファンド・会社も出てくるはずであり、そうなれば不動産バブルは終わりを告げます。

今後地方を中心にした不動産関連破たんが続出するかもしれません。

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