オークション情報

投稿者: | 2016年03月14日 11:00

今週からヨーロッパにおいて、巨大コンベンションとオークションが相次いで開催されることになっています。

オランダのマーストリヒトにてアートフェア(3月20日まで)
*スイスのバーゼルにて時計・宝飾フェア(3月24日まで)
*パリにて印象派・現代アート等のオークション(3月31日・4月1日)

これだけのイベントがヨーロッパで連続して開催されることになり、全てに参加すれば3週間ヨーロッパ滞在となりますので全てに参加するのは不可能であり、スケジュールを調整して参加することにしています。

オークションでは印象派ではありませんが、かつて2回トライして2回とも負けている画家の作品が登場しますので、かなり興味はありますが、物凄い高値になるのではないかとも思っています。

今年前半は【実物資産】の最後の争奪戦になる筈であり、よい作品はとことんまで買い上げられるでしょうし、悪い作品は見向きもされない状態になると思っています。

トップディーラーは世界中を駆け回り、一つでもよい作品を手に入れようと必死になるでしょうが、チャンスは今しかなく、命をすり減らしても動き回るはずです。

そしてその後は、オールドマスターや19世紀絵画のオークションが相次いで開催されます。

これから数ケ月間は売る人、買う人がぶつかり合う日々が続きますが、今年後半には勝負はついており殆どの専門家は開店休業状態になると思っています。

今回、ヨーロッパ往復してはまたヨーロッパに行くという強行スケジュールになるかも知れませんが、これは全てのディーラーの宿命みたいなものであり、中には一泊でヨーロッパからアジア往復する強者もいる位なのです。

トップディーラーとして生き残る者は命をもすり減らして仕事のために生きている強者とも言え、週末・連休など関係なく働いています。

勿論、休んでいるディーラーも多くいますが、それらはこのアートディーラーの中では落伍者であり、成功者にはなり得ません。

良い作品を手に入れるために死に物狂いで働いている者のところに良い作品が集まるからです。

今月末にはどのような結果となっているでしょうか?

 

 

 

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