昨日行われましたドイツの3つの州議会選挙で、移民難民受け入れ反対を唱える「ドイツのための選択肢党」(AfD)が大躍進をしており、旧東ドイツのザクセン・アンハルト州では得票率は24%で第2党になり、旧西ドイツのバーデン・ビュルテンベルク州では15.1%、ラインラント・プファルツ州では12.6%を獲得して第3党に躍り出ています。
政権与党は大敗しており、現時点では最終的な数字は出ていませんが、今後メルケル首相の移民・難民受け入れ策を放棄する事態になるのかどうか。
またこのままでは選挙は戦えないとして、メルケル首相更迭となるかも知れず、ドイツ政界が大荒れになるかも知れません。
移民・難民問題は人道問題から政治問題になりつつあり、ドイツのメルケル首相退陣となれば、他の国も一斉に移民・難民受け入れ反対となりかねず、移民・難民問題は新たなステージに移行することになります。