【グローバルアイ新年号】は昨日夕方特別会員の方向けに発送が完了しておりますので、早い方では本日中に到着すると思います。
本新年号は22ページとなりますが、この連休中にじっくりお読み頂けましたら幸いです。
なお、サイトへのアップは連休明けの11日を予定しております。
今回の新年号は2日間で書き上げましたが、和歌山県南紀白浜にあります別荘にこもり書き上げたものですが、この時、現地の施設管理者と「椎茸作り」を行いましたが、収穫は2年後と言われ驚愕しました。
木に穴を空け、椎茸菌(どんこ)を埋めて、数週間で生えてくるものと思っていましたが、2夏経過後に収穫となっており、この施設管理者は「忘れた頃に生えてくる」と自身の経験から笑いながら話していましたが、知らないことはまだまだあるものだと痛感するとともに、これが日本の農業というものだと改めて農業の大変さ・難しさを教えられました。
収穫に2年以上かかるということは、ビジネス上では今お金を出して回収できるのは2年半後となり、しかも収穫できるか出来ないか天候次第という面もあり、それでいて一個数百円にしかならないのです。
これが日本の伝統的な農業であり、手間暇かけて育てているもので、だからこそ中国人が日本の椎茸を欲しがるのでしょうが、これを非効率と言ってよいものか、となります。
今はおが屑で作ったベッドに椎茸菌を植えて大量に栽培しているようですが、伝統的な椎茸栽培方法も取られているところもあり、同じ椎茸でも全く中身が違うはずですが、消費者はそのような違いなど知る由もありません。
日本の伝統農業の良いところをもっともっとアピールしていけば、市場は海外にもあり、それこそ手作りの高級椎茸は外国人が根こそぎ買っていくかも知れません。