トルコのチャブシオール外務大臣はオーストリアが『テロを支援しており、反トルコ的な行動をしている』として、ウィーン駐在の大使を召喚したと発表しています。
また声明では、『今までと同じような2国間関係を維持する理由は失われた』としており、トルコ駐在のオーストリア大使を追放する可能性もあります。
オーストリアのウィーンにはIAEAの本部等もあり、西側との窓口の一つになっていますが、この関係をも断絶するところまで発展するのか、それとも単なるチャブシオール外務大臣の“気まぐれ”で暫くすれば、大使を戻して今までと同じ外交関係を継続するのか、今は分かりませんが、トルコの動きにロシアがいると考えれば、オーストリアを敵対関係に持ち込むことは今後、原油問題でロシアの周りでイランを巻き込んで何らかの動きがあると考えるべきだと言えます。
今や世界中を混乱に巻き込みつつあるロシアの動きには要注意だと言えます。