中国の輸出入が引き続き減少しており、7月は輸入は21ケ月連続減少し、輸出は4カ月連続前年同月比割れとなったと発表されています。
7月輸入 -12.5% 1324億ドル
7月輸出 - 4.4% 1847億ドル
貿易黒字 523億ドル
今、中国は輸入が21ケ月連続減少しており、輸出は4ケ月連続減少しており、貿易が縮小しています。
これがため、新興国経済に打撃を与えているものですが、中国の貿易統計を見れば、一つ気付くことがあります。
輸出商品で携帯電話が9%減少していることです。
今や世界的に携帯電話の需要が減少しており、パソコンも12.8%減少し、ハイテク製品の輸出が大幅に減少しており、世界の工場と言われた中国の基盤が揺らぎ始めていると言えます。
このハイテク製品の不振を受けて中国が輸入しました半導体が2.5%減少の1188億ドルとなったとされていますが、
産業のコメと言われる半導体の輸入が減少しているということは、中国経済にとりかなり厳しい状況にあると言え、この厳しい状況をカムフラージュするために、尖閣諸島等にちょっかいを出してきているとも言えるのです。
経済不振を隠すために外交面で攻勢をかけるのは中国の得意とする事であり、今後日中関係はとんでもない事態に陥るかも
しれません。