危惧される関東地方・東北地方の地震

投稿者: | 2016年07月20日 09:30

最近、関東・東北地方で地震が多くなってきていますが、東北地方では震度100キロ前後でM4クラスが3回この24時間以内に発生しており、しかもその発生場所が、プレート境界付近となっており、再度巨大地震・津波が発生する可能性もあります。

また、関東地方では「駿河湾」を震源とするM4以上の地震が発生していますが、問題はその深さの変化です。

過去3回

2015年3月14日 北緯34.8度 東経138.4度 震度220キロ M4.4
2015年9月 8日 北緯34.7度 東経138.5度 震度 30キロ M4.9
2016年7月20日 北緯34.7度 東経138.5度 震度 20キロ M4.1

地震発生場所が精密機器で計ったかのようにほぼ同じ場所となっていますが、震度が上昇してきているのがお分かり頂けると思います。

プレート(地層)を断面に見れば、220キロ>30キロ>20キロと段々と上昇してきており、今後より浅いところで同じ規模のM4以上の地震やより規模の大きなM5やM6以上の地震が発生した場合、津波が発生するおそれもありますし、その地震が「マグマだまり」があるとされています【富士山】に影響を与える可能性も出てきます。
富士山のマグマ溜まりは20キロから30キロ付近にあるとみられており、火山性微動が観測されていますが、
ここに【駿河湾】地震が影響を与え更に火山性活動が活発化し噴火する事態に発展するかも知れません。

また、名古屋に大きな影響を与える地震となります【熊野灘】でも深さ200キロ前後でM4クラスの地震が3回発生しており、今、日本列島の地下で「何か」異変が発生しているのが分かります。

この異変が一旦収まるのか、それとも更に深刻化するのか誰にもわかりませんが、東北・関東・中部地域ではそれなりの「準備」は必要だと言えます。

「いざ」が発生した時に動きましてもすべては手遅れであり、気がついた時に準備をしておくことが必要だからです。

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