マスコミで大きく取り上げられています今回のイギリスのレフェレンダムですが、3日間ロンドンの中心街に滞在していますが、全く静かなもので、『これで大騒動になっている投票前?』と思う程です。
BBC等では大きな声で政治家等が賛成派・反対派に分かれ、議論を戦わせていますが、一般市民レベルでは「関心がないのではないか?」と思える程、静かな戦いとなっているように思えます。
投票は水ものではありますが、本当にイギリス人が今の制度を変えたいのであれば、もっと市内が「盛り上がる」筈であり、若者が集まりますピカデリーサークルでもいつもの日々であり、蓋を開ければ圧倒的に残留派が多かったとなるかも知れません。
以前、ケベック州の独立を問うレフェレンダムに遭遇したことがありますが、あの時はそれは騒がしく本当に独立するのではないか?と思える程、フランス系カナダ人が熱く語っていたのを思いだします。
これと比較して、今回のレフェレンダムには全く熱気が感じられず、本当に真剣にEUからの分離を望んでいるのか?と思えるのです。
審判は明日判明するようですが、4600万票がどのように判断するのか。
静かな審判が今日始まります。