パソコン統合の白紙化

投稿者: | 2016年04月15日 02:53

弱者連合と言われていました日本のパソコン企業である【東芝、富士通、ソニーから独立したVAIO】の統合交渉が破断したと報じられています。

これで東芝と富士通は、パソコン事業を外国企業に売却するかパソコン事業そのものを廃止し撤退することになるのでしょうが、撤退すれば膨大な設備廃棄損が出ることもあるでしょうし、人員も削減する必要に迫られます。

弱者連合と言われる今回の3社の統合は、統合しましても世界でのシェアは微々たるものとも言われており、生き残ることはかなり難しいとも言われていたのです。

衰退する日本のパソコン事業は、いずれ一部の高級モデル(超薄型等)と一般品(中国メーカー)に二分されることになるかも知れません。

日本の家電産業は今やガタガタになってきていますが、「爆買い」が消えれば炊飯器等の販売も激減するでしょうから、生き残りをかけた最後の戦い(合併・倒産)が始まるかも知れません。

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