ソシエテ・ジェネラルに家宅捜査(パナマ文書)

投稿者: | 2016年04月12日 09:23

パナマ文書問題で、フランス金融当局はソシエテ・ジェネラル銀行を家宅捜索したとフランスのマスコミは報じています。
このパナマ文書問題は、情報が漏えいした法律事務所の問題より、このタックスヘイブンスキームを斡旋した金融機関の姿勢・モラルが問われる事態になりつつあり、今後新たな金融スキャンダルに発展するかもしれません。

タックスヘイブンには300兆円とも3,000兆円とも言われる「闇の資金」が眠っているとされていますが、そのうちどれだけの分が違法な資金なのか誰もわかりません。
何故なら、大手生命保険会社はタックスヘイブンに本社を登記したり支店を保有したり、または大企業でも同様な形で支店を開設し、
税制の利点を利用していると言われており、これらはすべて合法とされているからです。

ただ、政治家がこのタックスヘイブンを利用したとなると話は別であり、今後イギリスを始め世界中の大物政治家がスキャンダルに直面するかもしれません。

また、今後超富裕層から一般資産家でも、タックスヘイブンで資金を保有するリスクを考え、金融資産ではなく実物資産で保有を考える向きも出てくるでしょうから、実物資産への資金移動が徐々に増えていくかもしれません。

一流絵画・世界最高峰のダイヤモンド・最高品質の金貨・GIA鑑定の最高位の宝石等は、持つ人を選ぶ実物資産ですが、何より名義が残らず手元に実物を保有しながら資産を守ることが出来る資産であり、100年以上の昔から資産家が資産を保有する手段として認識されていたもので、今回の暴露で改めて古来の実物資産の有利さが見直されることになったのは皮肉かもしれません。

並みの品質ではなく、誰もが羨む最高品質を持てる人は世界でもほんのわずかの人しかいません。
一般人にはまずもってそのような品質の実物は紹介されないからです。
上層部のほんの一握りの人にしかそのような最高品質の実物は紹介されないのです。

ギャラリープレシャスはそのような中、世界最高品質の実物資産を中心に多くの一般人の方に素晴らしい実物資産を紹介してきておりましたが、今後一点数億円以上の実物資産のご紹介が中心になると思っております。
既にそのようなご要望も来ており、いずれ一点数十億円規模の商談もあると思っております。

今後世界は確実に実物資産で資産を保全する流れになり、いち早くそれに気づいた人だけが資産を保全できる社会になるかも
しれません。

今回の「パナマ文書」はその流れを決定づけたと言えます。

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