ソフトバンク(火に油?)

投稿者: | 2016年02月12日 10:45

ロイターが報じましたソフトバンクのCDSが急騰していることに対して、ソフトバンクの孫社長は、「手持ち資金が2兆円余りあり、資金繰りに困るようなことはない。アメリカのスプリント社も経営がよくなってきている」と述べていますたが、その後株価はさらに売られています。

ソフトバンク社の負債は以下のようになっているのです。

2015年3月末 17兆1809億円

2015年12月末 17兆6421億円

+4,612億円

これだけの低金利でそして営業利益が増えているにもかかわらず、負債が4,600億円以上も増えているのです。

そして17兆円を超える負債となっており、これに対して2兆円余りの現金では果たして十分なのかとなっているのです。

また、経営が改善してきたと述べていましたスプリント社の株価は2ドル台となっており($2.55)、1ドル台突入で上場廃止となる寸前のところまで売られてきており、自社株買いもあと少しでできなくなるともいわれており、市場は今回の孫社長の発言を懐疑的に見ていることがわかります。

今まで幾度となく危機を乗り越えてきた孫社長であり、今回も切り抜けることができるかどうか。

 

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