トヨタ株が決算発表と同時に自社株買いを発表し、株価支えを発表しましても機関投資家の大量の現物売りに急落してきており、今日は前場では4.47%安の6262円まで下げています。
トヨタは日本を代表するエクセレントカンパニーですが、そのトヨタが決算発表で意外な数字を発表しているのです。
売上高
第一四半期 第2四半期 第3四半期
69,876 71,038 73,398
売上は順調に増えているのが分かります。
ところが、営業利益は意外な数字となっているのです。
営業利益
第一四半期 第2四半期 第3四半期
7,560 8274 7222(-12.7%)
第3四半期は第一四半期より利益を減らしておりかなりの「減益」になっているのです。
そして部門別の利益を見れば更に【トヨタ】の現状が分かります。
第一四半期 第2四半期 第3四半期
6775 7137 6076(-14.8%)
全体は12.7%減益ですが、自動車部門だけを見れば15%近い減益となっているのです。
しかも、今の円高では更に利益が減ることになります。
(社内為替レートはここでは控えます)
日本を代表するエクセレントカンパニーである【トヨタ】の業績が悪化していることが極めて重要です。