日経平均は76円余り下落し18374円で終わっています。
一時は18327円まで下落していましたが、先物に年金資金・日銀からの買い物らしき¨買い上がり¨が入り、18547円まで上昇していましたが、終わって見れば18300円台まで下落して終わったものです。
上海総合株価指数も寄り付きは3%の急落で始まりましたがその後戻しては売られを繰り返し、反発らしき反発とはなっていません。
新年早々、株式市場に破壊が起こったもので、この破壊はそう簡単には回復できるものではありません。
勿論、日経平均はPKO発動もあり、下げ圧力は緩和されるのは間違いありませんが、それも売り圧力が強くなれば昨日のようにあっという間に600円あまりの急落を演じることになります。
次の日経平均の急落は1000円余りの急落になるかも知れませんが、株高に頼るアベノミクスが崩壊するのも案外早いかも知れません。
何故なら中国株式が暴落すれば、日本の株式や世界中の株式市場も当然暴落するからであり、世界同時株安が一斉に進行するからです。
ただ、それでも日経平均は当面15000円近辺を下値にするでしょうが、新興国危機が発生すれば、一日で2000円以上の暴落は当然発生するでしょうし、それが数日続けば日経平均は一万円を割り込むこともあり得ます。
今はまだどこにも金融危機は発生していませんが、これだけの混乱が発生するのです。
今後本格的な金融危機が発生すれば、大方が恐れおののくような大崩壊が市場を襲うことになります。