高齢化と老朽化が進む日本

投稿者: | 2016年01月27日 08:27

今回の寒波で福岡の大牟田市全域をはじめ、25万世帯以上で断水が発生していましが、今や日本の水道の12%以上が老朽化しており、太陽年数が来てきているとも言われており、しかも日本は地震大国であり、通常の耐用年数より短い期間しかつなぎ目等が持たない恐れもあります。

行政、特に地方は予算がないとして保守・点検・交換をしてきていませんが、税金をどのようにつかうべきかを考えてこなかったために、このような事態が発生しているとも言えます。

今、日本では橋の老朽化も指摘されており、更には一般道路も保守が行き届いていないところも出始めており、日本国中、いたるところで、老朽化が進んでいます。

そして同時に高齢化も進んでおり、このままいけば、日本は使えなくなった上下水道、橋、道路等で国民生活がマヒすることもあり得ます。

東京都、特に都心などは各区も財政が裕福であり、老朽化対策にはある程度予算が組まれているはずですので、それほど深刻な影響はないかもしれませんが、人口が減り、高齢化する地域では生活できない事態に陥る可能性もあります。

インフラの寿命が30年、40年あるとして何ら対策をとってこなかった地方自治体も多いはずですが、今その寿命が来ており、この対策にどこからお金を持ってくるかとなれば、水道料金を引きあげるしかありません。
その内に水道料金が東京都の5倍、10倍という自治体も出てくるかもしれません。
物価は上がる、水道代はあがる、等々で国民生活は今後大打撃を受けるかもしれませんが、今までが安すぎたともいえ、今後消費税も10%を超え、上下水道代代等が引き上げられ、ぎりぎりで暮らす国民の生活を更に苦境に追いやることになるかもしれません。

老朽化は日々進みます。
そして高齢化も日々進みます。

まともに暮らしていけない日本の姿がそこまで迫ってきているかもしれません。

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