地震と訪日客

投稿者: | 2016年04月15日 08:22

今回の熊本地震で報道されないのは外国人の動向です。

マスコミは住民優先でそれどころではないということなのでしょうが、訪日外国人は増えており、仮に東京・大阪等の都会でこのような地震が日中に発生した場合、言葉の問題もあり避難場所への誘導や食事・トイレ等でかなり軋轢が生じる可能性があります。

東京・大阪での花見の際にトイレで中国人等の使用モラルの問題が取りざたされていましたが、地震等が起こり避難所などに避難した中国人が住民と衝突が起こらないとも限りません。
お互いイライラしているさ中に些細なことでも喧嘩等に発展するからです。

パリやロンドン、ニューヨークのように外国人を呼ぶというのは理解できますが、これら観光主要都市と日本との根本的な違いは「地震」です。
パリ・ロンドン・ニューヨークでは地震は殆どありませんが、東京・大阪は巨大地震が「想定」されており、しかも今回の熊本地震のように全く予想されていなかった地震が発生するのが日本なのです。

そして日本はインフラが老朽化して弱くなっており、九州新幹線用に作り替えられた熊本駅は閉鎖されており入れない状態になっており、熊本空港は使えますが空港までの道路が陥没等で閉鎖されているとされており、熊本から「脱出」する方法は一般道で車しかないとも言われています。

震度7など今まで熊本では観測されたことがない程の規模であり、これが何の前触れなく起こるのです。
この時間でも東京でも大阪でも巨大地震が起こるかも知れないのです。
専門家はあとからの解釈を言いますが、誰も事前に予想は言いません。
地震は予知が出来ないということを前提にして準備する必要がありますが、外国人対応を行政も自治会も作っておくべきだと言えます。

今、幸いなことに阿蘇山に影響が出ていませんが、これは311の地震後にも言えますが、大地震が発生して想定されている噴火が起こっておらず、今後本格的な噴火が起こるのか、それとも今までとは違った変動が起こっているのかわかりませんが、いつ「想定」されている噴火が起こるか、いつ起こってもよいという前提で日々準備しておくべきだと言えます。

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