ヨーロッパ事情とテロの脅威

投稿者: | 2016年03月27日 10:00

現在、スイス出張を終えてフランスパリに来ておりますが、テロの影響で警備が厳しいと報じられていますが、シャルルドゴール空港の警備はいつもと変わらず、また市内もシャンゼリゼ通りもオペラ座の付近も変わらず一見テロ警備が厳しいという様子は見受けられません。

(勿論、アメリカ大使館周辺や大統領府付近は厳しい警備体制となっています)

市民や観光客は内心不安を覚えているのは確かでしょうが、テロにおびえて暮らすよりはテロにあえば仕方がないとして納得して日々を送っているのかも知れません。

このような中、アメリカ国務省は、新たなテロがあるかも知れないと警鐘を鳴らしていますが、パリでテロが起こるとすれば4月のパリマラソンの時かも知れませんし、今まで起こらなかったロンドンやフランクフルトやボン等かもしれません。

とにかく無差別的に自爆テロが実行された場合防ぎようがないのも事実でありこれは日本も同じです。

サミットを狙ってテロが計画された場合、名古屋が当然狙われるでしょうし、東海道新幹線などは狙われる最たるターゲットと言えます。

また都会の地下鉄や東京であれば山手線・中央線・総武線などは狙われましても何ら不思議ではなく、かつラッシュアワー時であれば防ぎようがありません。

我々が生きているこの世界でテロからの脅威を避けることは不可能であり、気にはしながら生きていくしか道はないのかもしれません。

 

ISの幹部を殺害すればする程、ISの分子はテロを実行することになります。

報復は報復しかうみませんが、だからと言って報復をしないという選択肢もありません。

血で血を洗う戦いが今後益々激しくなるかもしれません。

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