大阪のデパート関係者の話として以下のような報道がされています。
『ある百貨店関係者は、実はお客さまから、中国人向けの百貨店になったらいかがですか、といったクレームが後を絶たない』
これは以前から指摘していたことですが、関西人は思ったことをはっきり口にすると言われており、いつも行くデパートの関係者(特に外商担当者)にクレームを付けたのでしょうが、東京ではこのようなクレームは殆どないかも知れません。
関東であれば、黙って行かない行動をとる人が多いからです。
東京・銀座でもしきりに「免税だ、値引きだ」とデパート等は大きくうたっていますが、その陰でいつも行っていた常連が消えていると言われています。
特に高額商品を購入する富裕層はデパートの中国人(外国人)優遇に気分が良いはずがなく、『ならば海外に行って買ってくる』となりましても不思議ではありません。
「爆買い」はいつかは消えますが、その消えた時、いつも買ってくれていた常連も消えていたとなればデパートはどうなるでしょうか?
「爆買い」という造形語に弄ばれた挙句に常連を失えばデパートは生きていけません。
その時期が近く来るかも知れません。