S&Pは経営不安説が出ていますヨーロッパ最大級の銀行である【ドイツ銀行】が発行している高リスク債券の格付けを「B+」に1段階引き下げたと発表しています。
(ドイツ銀本体の発行体格付けは「BBB+」)
現在のゼロ金利下で、このドイツ銀行発行の高リスク債利回りが14%まで急上昇したこともあり、経営不安説が出てきているものですが、今回の格付けである<B+>は経営危機が深刻化してきている東芝と同じ格付けとなっており、いわば後がない状態にあると言えます。
今後本格的な金融危機が発生した時には<B格>を失うこともあり得ますので、本当の危機に直面することになるかも知れません。