-411ドルから-254まで戻したNYダウと金融危機

投稿者: | 2016年02月12日 08:41

NYダウは411ドル安まで売られ、引けにかけて戻していき、最後は254ドル安の15,660ドルで終わっています。

率にして1.60%安で終わったことになります。

注目のヨーロッパ株はFT指数は-2.39%、DAX指数は2.93%安、CAC指数は4.05%安で引けており、

ドイツは8752となり9000ポイントを再度割り込んで引けていますし、CAC指数は3896となり、4000の大台を割り込んで引けています。

ヨーロッパ中の主要株価指数が大台を割り込む動きとなっており、NYダウも下値とみられていた16,000ドルから徐々に離れていっています。

日本も日経平均は16,000円~18,000円の防衛ラインを下離れてきていますが、今日は金曜日でもありかなりのPKOが出て来るはずであり、何とか16,000円台回復を果たして今週の相場を終わらせたいというのが政府の希望でしょうが、果たしてどうなるでしょうか?

円相場次第では日経平均が15,000円を下回るということもあり得るのです。

(日銀のドル買い介入があった・ないと昨夜ロンドンで言われていましたが)

年末に、『株を枕にして年を越すべきではない』としておきましたが、これを実行された方は今頃安堵されているはずですが、ある投資家はソフトバンク株だけで1500万円以上損をしたと言われており、他の銘柄も入れれば数千万円の損をして更に日々ハラハラしている状況に追い込まれていることになります。

金融危機が始まればとてつもない「暴走相場」が始まります。

それに耐えられる個人投資家は果たして何人いるでしょうか?