揃って年初来安値:メガバンク

投稿者: | 2016年07月08日 04:28

日経平均は169円安の15,106円で終わり、ほぼ安値引けとなりました。
朝方は買い上げもあり、100円程値上りする場面もありましたが、引けにかけ買い上げも途切れ、引け直前に投げが入り、トヨタなどは安値引けすると言う状態になっていました。

このような中、メガバンク株は揃って売られ、年初来安値を更新して終わっていました。

三井住友  -1.56% 2775円(安値更新)(*実質277円)
三菱UFJ -1.27%  428円(安値更新)
みずほ   -1.18%  142円(安値更新)

【三井住友】が300円を割り込み277円という惨状を示しているのですがそれでも買いは入りません。
今後、今晩の雇用統計には関係なく、世界中のメガバンク株が売られる中、100円台に突入しましても何ら不思議ではありませんが、それほど外国人機関投資家は資産内容に疑問を持っていると言えるのです。

ところで、余談ですが、【三菱UFJ】のスキャンダルが報じられていますが、この問題は予てから言われていた内容であり、特段目新しい問題ではありませんが、<銀行と銀座>の関係があぶり出されればただでさえ閑散としています銀座ですが、今後益々銀座から高級接待族が消えていきます。
外人機関投資家はこのような問題には敏感であり、今後日本の金融機関・企業はどのような内容の接待交際費を使っているのか、徹底した調査を求めてくることもあり得ます。

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