27日に香港クリスティーズオークションにて記念すべきワインオークションが開催されました。
James クリスティーズが1766年12月5日にワインを含めた最初のオークションをロンドンにて開催しており、クリスティーズオークションはワインオークションでは最も古い歴史を持っているのですが、そのクリスティーズオークションが、香港にて世界の偉大なシャトーの蔵から直接出品された84点をオークションにかけたのです。
そしてその売り上げのすべて乃至は一部はテロの攻撃にあったフランスの赤十字社に寄付されることになっており、本来なら香港・中国のセレブが集まり熱狂する状態になっても良かったのです。
ところが、蓋を開けてみますと事前上限価格に届かないロットが続出したのです。
今、ワインの市場は高値から数十%下落しているとも言われておりワイン投資家は大損をしており、とても買う気にはなれなかったのかも知れませんが、今回のオークションはいわば「チャリティーオークション」であり、余裕さえあれば別格のオークションだったはずであり、このオークション結果を見てもわかりますが、今、香港の富裕層は余裕をなくしているのです。
今回香港滞在中に4つ目となるプライベートクラブに招待されましたが、半分も席が埋まっておらず今までで最も閑散としていたのも
不況の影響だと言えます。
このような中、ギャラリープレシャスグループは3点落札出来、購入代金の一部ですが「フランス赤十字社」に寄付をすることになりました。
今までは毎年日本赤十字社に寄付をしていましたが、今年2016年はまずはフランス赤十字社への寄付となり、今後も機会を見つけて寄付を行っていきたいと思っています。
因みに今回落札しました3点にはシャトー側から特別な計らいがあり、ディナー付のシャトー宿泊や、ランチ・ディナーが付加されており、シャトーからフランス赤十字社への寄付に対するお礼となっているのです。
勿論、シャトーからの特別寄付として秘蔵のワインもついており、殆どがマグナムボトルとなっており、これらはギャラリープレシャスがパーティー等を開催した際にお出ししたいと思っております。
香港での記念すべきワインオークションで、素晴らしいワインとシャトー招待という権利を落札出来ましたことで、今後ギャラリープレシャスは新しい分野に進出出来たことになります。