アメリカの半導体大手【インテル】の株価が2日のニューヨーク市場で前日と比べ26.06%暴落し$21.48で終わり、年初来では55%下がっており、今回の暴落は1974年7月以来約50年ぶりの下落率となっています。
インテルが1日発表した2024年4~6月期決算は純損益が16.1億ドルの赤字となり、2四半期連続の赤字となり、これを受けて従業員の15%削減となる15000人の解雇を発表していますが、アナリストは黒字を予想していたようで蓋を開ければ赤字となり失望売りが入ったものです。
ニューヨークダウ、ナスダック指数はさほど下がってはいませんが、業績が悪化した株やアナリストの業績目標数値に届かなかった株は容赦なく売られており、まさにこれから本格的な暴落が始まる前兆とも言えます。
これから日本をはじめ世界的な株売りがはじまりますが、その理由はマンスリーレポートにて解説していますので、そちらをお読みください。
既に先般来、円高と株下落を指摘していましたので、それが現実化してきただけですので、ほとんどの方は既に対応されていると思います。
何も知らずに買い上げて行った投資家はこれからとんでもない事態に陥るのでしょうが、それが相場というものであり、昔から何も変わっていません。