深刻化するアメリカの住宅業界不況

投稿者: | 2022年12月20日 10:22

12ケ月連続低下

全米住宅建設業者協会が19日に発表しました12月の【NAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数】が11月に比べて−2ポイントの31(50が分岐点)となり、下落が12ケ月連続となったと発表されています。

この12ケ月連続のマイナスは、1980年代半ば以降で最長とされており、しかもこの31という水準はコロナ発生直後の混乱期である2020年春を除外すれば、2012年6月以来とされており、10年前の深刻な不況時以来の水準にまで低下しているとなります。

アメリカの不動産、建設業界が深刻な不況に落ち込んで来ているのがわかりますが、金利上昇はこれから本番を迎えますので、史上最悪の事態に陥る可能性すらあります。

金利高と不況が同時に襲ってくる最悪の事態にアメリカ経済は陥るかも知れません。

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