インドのセメント最大手ウルトラテック・セメントがロシアから石炭を輸入し、人民元で決済しているとロイターは報じていますが、三国間取引が本格的に始まっているのがわかります。
ロシア→インド→中国→ロシア
勿論、この逆も有りえますから、
中国が中心になり、貿易が始まっているのです。
ロシア↔中国↔インド
中国人民元が国際通貨になり始めており、この取引は中国にとり、歓迎する動きと言えます。
今回のロシア制裁で、中国人民元が国際決済通貨としての地位を確立するのは確かであり、かつルーブルが制裁にもかかわらず、ほとんど影響を受けず、反対に制裁をした西側がとてつもない打撃を受けていることも分かってきた訳であり、これは西側にとり計算外であり、西側首脳は恥ずべき事態だと言えます。
バイデン大統領としては、今頃ロシアが降伏し、戦費として何十兆円も負担させる計画だったはずですが、それが反対に西側が何十兆円もの負担になってきており、最悪、来年までこの戦争が続けばロシアから非友好国と認定された国の中から破産する国も出てくるかも知れません。
このロシア制裁は、アメリカ・イギリスの経済的・金融的敗北になるのは確かであり、西側が被る負担は天文学的数字になるかも知れません。