JPモルガンは、昨年の円の動きは先進10ケ国の中で最も下落した通貨となり、消費者物価上昇率格差に基づいて計算する円の実質実効レート(2010年=100)は1月4日に66.3にまで下落し、これはJPモルガンによれば、1972年6月以来50年振りの安値とされているのです。
一貫して指摘していますが日本人の貧乏化がここまで進んできたといえ、しかも具体的には50年前の経済力に戻ってしまったとJPモルガンが明らかにしたのです。
この円安継続は年明けも続いており、輸入物価の上昇もあり、消費者の購買力低下を招き、資本流出のリスクを高めることになるともしており、この6月には1ドル119円台に乗せる可能性があるとしています。
今、街をあるけば、あちらこちらに若者達がコンビニで買ってお湯を入れてもらい、それを地面に座って食べた後のカップ麺の容器等のゴミをそのまま放置した‘姿’を見ることが増えました。
ゴミを捨ててもなんとも思わない日本人が急速に増えてきた社会現象となりますが、電車内でもポイ、町中でもポイ、トイレにもポイ、と一体日本人(在日外国人もいるかも知れませんが)の美意識、社会道徳はどうしたのかとなりますが、貧困層が拡大してきた為に、社会道徳や美意識が消えて行ってしまっていると言えます。
今後日本の貧困化は更に進みますので、治安の悪化もあり、かつてのニューヨークみたいに、街を歩いているのは貧困層から一般人、富裕層は街など歩くことなく、送り迎えの車で優雅に買い物や食事をするという、極端な二極化が進むことになるのは避けられません。
資産保全には“保険”の意味も兼ねて《ドル建ての海外資産》を保有するべきと指摘してきましたが、今後益々これが重要になります。
日本の実力からすれば、1ドル200円を突破しましても何ら不思議ではないと考えており、今の為替レートでドル建て資産を積み上げ、円が暴落してきた時に必要な額だけ換金すれば良い訳であり、ある程度小口のドル建て資産を手元においておくのが良いと言えます。
マンスリーレポートにて解説しましたが、2009年にアメリカ政府により発行されました【純金ウルトラハイリリーフ金貨】(1オンス)などは、現在は1枚35万円程でご購入頂けますが、数は10枚程しかありません。
中には100枚単位でお持ちになられている方もおられますが、下がりましても上がりましても平然とされており、資産の保険として持たれていますので、日本経済が最悪の時になり、日本での収入がなくなれば、一枚単位で売却していきたいと考えておられるようです。
日本経済が最悪の時にはこの【純金ウルトラハイリリーフ金貨】(1オンス)は、一枚100万円を超えているでしょうから、100枚あれば、安心して生活を送ることが出来るようになるかも知れません。
販売価格推移(2009年〜2021年)
最安値 26万円
最高値 50万円
現在値 35万円
ご参考
東京書芸館 120万円にて販売中
在庫は10枚程しかありませんので、ご希望の方がおられましたら、なるべく早くメールやお問い合わせフォームからご連絡お願い致します。