日経平均の行って来いと妥当水準

投稿者: | 2020年03月03日 05:15

日経平均は寄り付きは300円高、高値は375円高までありましたが、その後失速し、

終値は261円安の21,082円の安値引けとなっていました。

 

寄付 21,651円

高値 21,719円

安値 21,082円

終値 21,082円 (-261円)

夜間取引では20,980円まで下落しており、日経平均BPSである20,700円に接近しています。

相場関係者はこの20,700円が一つの底との判断をしていますが、銀行株を見ればPBRが0.30倍という株も存在しており、今後の赤字決算を見れば今のBPS20,700円はあてになりません。

おおざっぱな計算となりますが、BPS70%とすれば15,000円となります。

コロナウイルスでの世界経済混乱から赤字決算会社続出となれば、上記の日経平均15,000円も

あり得ると言えるのです。

相場は今を見るのではなく、半年後を見るべきであり、この日経平均15,000円も赤字会社続出を予想すれば十分あり得、更には10兆円単位の歳入欠陥を予想すれば円は売られることになります。

今日の日経平均急落は昨日の「日銀口先介入」の押し戻しであり、ニューヨークダウの過去最大の上昇も全く援軍にはなりませんでしたし、アメリカでの感染拡大を受けて、今晩のニューヨークダウが史上最大の下落を見せましても何ら不思議ではありません。

上下動が激しい相場となっており、一般素人は手出し無用と言えます。

日計り商いをしているデイトレーダーなら腕の見せ所でしょうが、大方は手痛きやけどを負うことに

なる筈です。

 

 

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