香港 花火の中止

投稿者: | 2019年12月19日 12:20

新年を祝う恒例のカウントダウン花火が今年は香港では中止となり、これで花火を見るためにホテルやレストランをプレミアムを払って予約した人はキャンセルや予約金返金を受けることになるのでしょうが、払い戻しをする側はたまったものではありません。
ただでさえ客が減っている中にあり、最も高くとれる31日カウントダウンの夜がキャンセルとなれば、大打撃を受けるからです。

また、クリスマスも年々祝うな、という締め付けが厳しくなってきており、今年は一層その傾向が強いようであり、祝うのであれば旧正月で良いとなりつつあります。

中国からすれば香港衰退を加速させるために、更に締め付けをするのは当然であり、来年の旧正月に中国本土から香港に行く観光客を今は70%程減少しているとされていますが、それをほぼ全廃させることもあり得、そして騒乱を更に過激化させれば、外国人も香港訪問を中止するでしょうし、コンベンションも今年かなりの数が中止となっていましたが、来年はほぼすべて中止となるかも知れず、観光客、ビジネス客とも激減し、ホテルやレストランが相次いで倒産したり閉鎖されることもあり得ます。

特に中国本土系ホテル・レストランはデモ隊の襲撃にあいやすく、中国人も外国人も敬遠しますので、打撃はかなりの程度となっているようで、今後更に状況が悪化すれば、スタッフの大量退社等もありシャングリラホテル等は閉鎖されるかもしれません。
既に今までは定期的にシャングリラホテルグループからメールマガジン等が来ていましたが、最近は全く来なくなっており、メール等を担当するスタッフが居なくなったのではないか、と思っています。

香港が沈み、マカオ・広州・深センが上昇することは中国政府の方針でもあり、今回の花火中止はその象徴の一つだと言えます。

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