1994年創業のブランド品買取業者としては老舗と言える「デビス社(BRANDⅠ、えびす堂)」が破産となっています。
今銀座でも新宿でもブランド品買取業者が苦境に陥っているとの話を聞きますが、その理由は中国人の購入が激減したからとされています。
売り手は日本人、買い手は中国人となっていましたが、今やその買い手の中国人が激減したとなっているのです。
実際中国人のブランド品購入意欲が激減しているとされており、更には中国国内で代理購入が大幅に規制されており、日本で買って中国でネット販売が出来なくなってきているのです。
今や【エルメス・ヴィトン】と言った売れ筋商品の在庫が積み上がっているとされており、そのうち、買取をしなくなる可能性すらあります。
銀座にはざっと見ただけで20店舗以上のブランド品買取店舗がありますが、店頭には併せれば数百以上の【エルメス】のバックがあるのではないかと思うほどですが、一つ100万円として数億円分の【エルメス】の在庫があることになります。
これが札幌から沖縄までとなりますと、途方もない数の【エルメス】バックの在庫があることになり、これで果たして稀少性があるバックなのか?となります。
中国人消費者がその点に気づけば、誰も【エルメス】バックを100万円以上出して買わなくなります。
今回のブランド品買取業者の経営破綻が波及していくのかどうか。
銀座のブランド品買取業者の数が減れば、危険な兆候と言えます。