個人消費 -0.1%
設備投資 -0.3%
輸出 -2.4%
輸入 -4.6%
これだけ<マイナス>がありながらなぜGDPは0.6%のプラス成長となったのか?
理由は、外需寄与度は+0.4%となったからで輸出入が落ち込んだことでGDPプラス成長が達成されたという統計上のカラクリ(マジック)と言えます。
あとプラス寄与となったのが、公共投資であり、これは+1.5%と大幅に増えています。
国民経済的には全く意外な統計となりましたが、茂木経済財政大臣は、「内需の増加傾向は崩れていない」としており、どこを見ればそう言えるのか?と言えます。
もっとも、公共投資を内需と見れば確かにそうですが、一般的に個人消費を内需と見ますので、無理やりこじつけたという見方も出来ますが、今はとにかく、GDP成長をしているとしなければいけない環境にあり今回の速報値を官僚は出したのでしょうが、確報値では個人消費や設備投資を大幅にマイナス成長に修正するのかも知れません。