三越伊勢丹は、以下の地方店を閉鎖すると発表しています。
相模原店、府中店、新潟店
今やデパートは日本人相手をしていればダメとなっており、インバウンド景気の恩恵を受けていない地方店は「お荷物」となってきているのです。
「地方を切り捨てる」という動きですが、政府の地方創成という言葉がむなしく響きます。
地方での都会のデパートの存在はそれなりに高いものがありますが、それは地方の人から見た場合であり、デパート側からすれば売り上げ不振・赤字でお荷物となってくれば、無用の存在となります。
今後、他のデパートグループも堰を切ったように地方店を閉店させる筈であり、
その動きに乗り遅れた場合、本体が沈没することになり兼ねない事態に今や陥っているのです。
「地方が死んでいく」ということになるのかも知れませんが、それはデパートに責任があるのではなく、国・地方公共団体、さらには地元民に原因があるわけであり、デパート側は粛々と赤字店舗を閉鎖するとなります。