ダイヤモンドを裏付けに(ベネズエラ ペトロカレンシー)

投稿者: | 2018年01月18日 11:26

ベネズエラのマドロウ大統領は12月3日に、「ダイヤモンド・金・原油・天然ガス」を裏付けにする仮想通貨、【ペトロカレンシー】を発行すると発表していますが、ベネズエラ中央銀行が保有する金・ダイヤモンド、国が産出しています原油・天然ガスの価値を裏付けにした「ビットコイン(仮想通貨)を発行するとしているのです。

今後、ロシアもダイヤモンド・原油・天然ガスを組み入れた仮想通貨を発行すると発表すれば、ダイヤモンドは市場規模が金・原油・天然ガスに比べ小さいこともあり、価格は急上昇することもあり得ます。

100%架空から実物資産を裏付けにした「仮想通貨」に転換しつつあるビットコイン(仮想通貨)ですが、今の全体の時価総額は60兆円とも80兆円とも言われていますが、今後数百兆円まで膨れ上がることもあり得、その際には組み入れられた実物資産には空前のバブルが発生するかも知れません。

バブルは行きつくところまでいきませんと弾けないもので、今の仮想通貨バブルは2018年、2019年に最高潮に達し、そして次の動きに発展するのではないかと見ています。

このベネズエラのペトロカレンシーはアメリカの経済・金融制裁もあり、潰されるかも知れませんが、他の国がベネズエラ所有のダイヤモンド・金を担保に発行すれば良い訳であり、次から次へと形を変えて登場するかも知れません。

ICO(イニシャル コイン オファリング)

色々な仮想コインが登場するのでしょうが、中国はこのICOを禁止しており、日本や韓国や他の国でICOが起こるのでしょうが、投機マネーは規制の緩いところに行くもので、日本は「今のところ」ですが、その絶好の市場かも知れません。

勿論、リスクも絶大であり、人類史上最高の投機となり、1円が1万円になることもあり得ますし、反対に1万円が1円になることもあり得ます。

史上最高の投機に掛ける人もいるでしょうし、御免被るとして見ない人も多くいるでしょうが、今の世界的大金融緩和バブルを総括する「仮想通貨」がどのような結末を迎えるか、知っておくのも良いことかも知れません。

 

 

 

 

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