ニューヨークで開催されましたオークションでダ・ヴィンチ絵画が、オークション史上最高額である約500億円で落札されています。
事前予想は100億円で、知人の中国人グループは複数が200億円まで買いにいくと言っていましたので、200億円から300億円の攻防と思っていましたが、それを遥かに超える金額まで買われた訳であり、買えなかった人の総資金額は1000億円を超えるはずであり、これが今後絵画市場に出てくることになれば、絵画市場は一気に数倍になりましても不思議ではありません。
株式、債券バブルが終わりつつあるなか、実物資産の最高峰に位置する【絵画市場】が急騰すれば、世界中の富裕層は一斉に資金を実物資産に移し始めます。
すでに既報のジュネーブで開催の【アールヌーボージュエリーオークション】では軒並み見積価格の5倍、7倍、10倍という価格になってきており、今まで不振だったのが嘘のような価格になって来ています。
【印象派絵画】でも精々1億円位と思っていましたルノワール作品が10億円にもなっており、よい作品には見積に関係ない価格が払われてきているのです。
世界的富裕層は株式・債券バブル崩壊に備えて大急ぎで、有り余る現金を【絵画・アンティークジュエリー・ダイヤモンド】等に変えており、来年は実物資産が資産防衛・運用の中心になるはずです。