ノーボスチ通信は29日、ロシア軍がクリル諸島(北方領土と千島列島)で、戦車やロケット砲など700以上の装備を使った軍事演習を始めたと報じています。
何故このタイミングなのでしょうか?
9月上旬には日本から柔道関係者がウラジオストクに行き、日露交流イベントが開催され、プーチン大統領と安倍総理との会談も予定されている、この時期に何故ロシア軍がこのような行動に出てきたのか、を日本は真剣に考える必要があります。
安倍総理はプーチン大統領にかなり親しいと自分では思い込んでいるようですが、プーチン大統領は全く違います。
単なる、扱いやすい政治家として安倍総理を見ているからです。
『北方領土問題で明確な発言をしないでくれ』、と首脳会談で話したとも言われていますが、これは「ロシア側が全く話し合いに応じないのであれば日本から投資が出来なくなるので、日本がお金を出すまでは北方領土問題は曖昧にしておいてくれ」、となったからだと言われているのです。
報道されなくなりましたが、経済交流担当役のロシア側担当大臣(高官)が汚職で失脚していますが、この汚職に日本が絡んでいるとすればどうでしょうか?
ロシアの情報担当(元のKGB)部員の能力は世界一とも言われており、今や、そのKGBが合体して更に強力な組織になってきているとも言われているのです。
日本側はあらゆる角度から脅され、お金をむしりとられるだけです。
では、そのお金を断れば?
安倍政権は崩壊し、自民党政権が終わります。
“白熊”に睨まれた日本は果たしてどう立ち向かうのでしょうか?
来週半ばにアジアで日ソ実務者協議が非公式に開催されるとされていますが、その場でどのような話がされるのか、日ソ首脳会談の内容に影響を与えることになるかも知れません。