異例の記者会見(トランプ次期大統領)と異例の退任演説

投稿者: | 2017年01月12日 11:05

オバマ大統領もトランプ次期大統領も異例の<会見・演説>を行っており、まさにアメリカは変わりつつあるというのが分かります。

まず、オバマ大統領ですが、支持者を前にコンベンションホールで演説を行っていますが、もし全国民に話すのであれば、ホワイトハウスまたは米軍関係基地で全アメリカ国民に話すべきであり、歴代の大統領は大方そのような形式をとってきています。
今回のオバマ大統領の退任会見は、いわば最後に支持者に自己存在をアピールするためのものであり、アメリカ合衆国大統領としては相応しくない会見と歴史上も伝えられるはずです。

ではなぜオバマ大統領はこのような異例の退任演説を行ったのでしょうか?
自分の「レガシー」をトランプ次期大統領が徹底的に破壊しようとしており、これに最後の抵抗をしたとみるのが妥当かも知れません。

オバマケア・イラン核合意・TPP交渉・キューバとの関係

上記の主な「オバマレガシー」をトランプ次期大統領は全て破壊すると述べてきており、新政権の陣容もそのような人を配置しています。

今回の退任演説がオバマ大統領として最後の抵抗だったとすれば、むなしい結果となったことだけは確かです。

そしてトランプ次期大統領記者会見ですが、こちらも異例の会見となっており、CNN記者とバトルを繰り広げていました。
CNNは徹底した反トランプを貫いていましたので、今回の結果は当然予想されていましたが、CNNを敵に回してどうするのか?という事を言う専門家もいますが、トランプ次期大統領としては、マスコミは一切排除した自分のTwitterで情報を配信するとなっており、おそらくBBCやロシア国営放送以外とは単独会見を開かないかも知れません。

そのBBCですが、この6月にもイギリス王室はトランプ次期大統領を招待するとも言われており、世界情勢はイギリスとアメリカが手を組み、それにロシア・中国が加わるという形になるかも知れませんが、イギリスはEUから離脱を決めており、アメリカがEUを叩き潰すにはイギリスと組んでおくのが有利と踏んだとも言われていますが、話は反対でイギリスの将来を見据えてイギリス王室が動き、それにトランプ次期大統領が乗ったというのが正解かも知れません。

トランプ次期大統領が尊敬するのはイギリス王室と言われており、そのイギリス王室から大統領当選後早々と招待されているのです。

イギリスのEU離脱は移民問題が根にありますが、トランプ次期大統領は不法移民政策を徹底して行うと見られており、この点では同じ船に乗っているのです。
そして王室を持たないアメリカ人が最も尊敬するのは王室であり、その王室として世界中で最も権威を持っているのがイギリス王室であり、そこと繋がればトランプ次期大統領には最高の名誉となります。

イギリスはアメリカという実利を取り、アメリカ(トランプ次期大統領)はイギリス王室からの招待という名誉を取る

世界情勢は今や一般マスコミではわからない時代になってきたと言えます。

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