ユニーはスーパー部門で25店舗(216店舗中)、コンビニ部門で1,000店舗(6,253店舗中)を閉鎖・移転させると発表しており、これに伴い総額で760億円の損失を計上すると発表しています。
これだけのリストラをして760億円で済む筈もなく、実際に1,000億円以上の損となり、ユニー及びサークルKサンクスの企業価値は限りなくゼロに近づくかマイナスになるかも知れません。
すなわち、今回の合併が事実上の救済合併となり、いずれはユニー店舗は全て閉鎖・売却されることになるはずです。
コンビニで成功したファミリーマートと不況業種のスーパーユニーとは相容れる筈もなく、大株主と金融機関からの意向で合併となったのでしょうが、本来ならユニーを清算しその上で買収するのがきれいな形となりますが、それが出来ないなにかがあったのかも知れません。
合併や買収は目に見えない思惑や事実が隠されているもので、今回はそれが表面化してきたものです。
果たしてこれで『打ち止め』となるのか、それとも更にもう一段『とどめ』があるのかどうか。
そしてサークルKサンクスはフランチャイズオーナーとそれほど強い絆となっておらず、ローソンやセブンイレブン等へ鞍替えするオーナーが続出し、気がつけば今回発表しました1,000店舗の閉鎖が2,000店舗、3,000店舗になりましても不思議ではありません。