原油価格が一バーレル40ドルを一時下回ってきており、一時は50ドルを超えて定着するとの意見もありましたが、今や40ドルを下回るようになってきており、流れが変わってきています。
専門家は上昇しますと強気になり、下落しますと弱気になるかノーコメントとなり、高値で買いついた個人はその時点で右往左往することになります。
株でもそうですが、【任天堂】や【サノヤス】などは、上昇期には盛んに良い情報やコメントが流されていましたが、今や殆どニュースにもならず情報も激減しており、高値で買いついた個人は何か良い情報がないか探しまわっているようですが、そのような情報はある訳はなく、結果、取り残されることになります。
今、【金・銀・プラチナ】が買われてきており、【銀・プラチナ】は5日連続高になっていますが、そのような事実は殆ど報じられません。
自分が探してそうだったのか、という位しか報じられていませんが、実はその時が最も重要な時なのです。
【金】も一オンス1350ドルに戻してきていますが、この水準を固められずに1300ドル近辺にまで下落する状態になっていますが、それでも売られては買われ、買われては売られを繰り返し下値を固めてきています。
後、数回このような売られては買われてを繰り返し下値を固めてから1400ドルを突破するのでしょうが、下値を固める期間が長ければ長い程
その後の上昇は大きくかつ長くなるもので、今やいつそれが起こるかだけになっていると言えます。
原油は世界経済が不振となりつつある中、継続して上昇することはあり得ず、一バーレル30ドル台から50ドル台のレンジ相場になるのでしょうが、OPEC諸国やアメリカがシェール油田の生産を増やすような発表があれば一バーレル20ドル台も十分あり得ます。
そうなれば株式に悪影響を及ぼすのは避けられず、株安・原油安となり、ドルも当然売られますから残るはドル安を背景に金の急騰と円の急騰となります。
これから非常にわかりやすい相場となるかもしれません。