中国国内で実質的に経営が破綻していると言われる【ゾンビ企業】が2013年時点で、全工業会社34万社中、2万7000社に上っているとのレポートが作成されており、これら企業はいつ破たんしてもおかしくはないとされています。
(現時点では更に増えている可能性が高いと言えます)
また、上場企業では2865社中、412社が【ゾンビ企業】とされており、中でも製鉄業は、51・4%、不動産は44・5%、建設業は31・8%とされており、異常事態となっているのが分かります。
またヨーロッパでも、ストレステスト結果を見れば、イタリアの銀行は不良債権比率が平均で18%にも達しており、3位の【シエナ】などは40%にも達しており、事実上経営破たん状態にあると言えます。
今後世界的な金利上昇局面では不良債権が増大していきますので、ヨーロッパ・中国で経営破たんする企業が続出し、発行されています社債がデフォルトを起こし、ジャンク債がパニックになるかも知れません。