アメリカ史上最低とも言われます【アメリカ大統領選挙】ですが、今度はロシアが登場しつつあり、国際色豊かなドタバタ劇が始まろうとしています。
民主党全国委員会幹部のメールが流出し幹部が辞任した問題で、これはロシアが関与したのではないかとも言われていますが、ロシアの傘下にはスノーデンがおり、ロシア情報担当は、彼から色々な極秘情報を引きだしているはずであり、民主党や共和党本部のアクセスコードなど簡単に入手できていたはずであり、それを今になって使ってきたのがロシアとすれば、民主党は今頃戦々恐々としているはずです。
本来なら中立であるべき民主党本部が、サンダース候補ではなくクリントン候補が有利になるように工作していたと更に暴露されれば、その時点で民主党はアウトになるからです。
どこまでスノーデンが情報を握りそれを出していたのか、それを知っているのはプーチン大統領であり、果たして今後どのような展開を見せるでしょうか?
因みに、今回トランプ氏が発言したのは以下の内容です。
『ロシアよ、もし聞いていたら、失われた3万通のメールを見つけてほしい』
これはクリントン氏が国務長官時代に私用で使っていたメールサーバーから削除したメールが3万通に上っており、これをFBIが不問に付したことで、「ならばロシアでも中国でも構わないのでこのメールを見つけてくれ」というものであり、民主党が「国家安全保障上の問題発言である」というのはかなり視点がずれていますし、仮にこの3万通のメールが公開され、その中に国家安全保障上の問題が入っていれば、民主党はどういい訳するのでしょうか?
3万通のメールはいわばワシントンでは「メールゲート事件」として立件されるべき事案と言われており、仮にヒラリークリントン氏が大統領になりましても、国家安全保障上の問題メールが発覚すれば、それこそ大統領弾劾裁判となり辞任という事態もあり得るのです。
この発言をもって、「トランプ氏がロシアのスパイだ」ということをいう人もいますが、歴代大統領がロシア正教会とどのような繋がりを持ってきたか知る者からすればお笑い話になります。