中国(世界最大の映画館チェーン)

投稿者: | 2016年07月14日 09:06

中国の不動産・商業施設大手のワンダ・グループ傘下のアメリカ2位の映画館チェーンの【AMC】は
ヨーロッパ最大の映画館チェーンである【オデオン・アンド・UCI(本社・ロンドン)】を9.2億ポンド(約1270億円)で買収すると発表されています。

今回買収されました【オデオン・アンド・UCI社】はヨーロッパ全体で242館、2,236スクリーンを運営し、英国やイタリア、スペインなどではシェア1位となっており、【AMC】は、今回の買収でスクリーン数を7,600以上に増やす見込みと言われており、世界一になるとされているのです。

ワンダ社は大型ショッピングモールを多数運営する中国国内でも最大のスクリーン数を持つとされ、今年1月には、ハリウッドの映画制作会社である【レジェンダリー・エンターテインメント】を買収しており「世界の映画王」への道を着々と歩んでいるとされています。

中国の戦略はメディア支配であり、ハリウッドと映画館チェーンを買収すれば、間違っても反中国の映画は上映されません。

中国が一番嫌なことは人権問題で追及されることであり、特に後世に残る映像・映画分野で人権問題を扱った映画が製作され上映されることを防ぐには、映画製作会社を買収し、ハリウッドの内部に入り込み、反中国映画監督・プロデューサーをあぶりだし、初めは親中国よりになるように工作することになりますが、いうことを聞かない場合はダーティーボンブ(爆弾:手段)を使って追い込むことになります。

中国の支配が着実に進んでいます。

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