メルケル首相(希望的観測に浸っている場合ではない)

投稿者: | 2016年06月29日 11:01

ドイツのメルケル首相は28日、英国のEU離脱決定を受け、以下のような発言を行っています。

『いまは希望的観測にひたっている場合ではない、現実と向き合わなければならないときだ』

この「現実」という意味には色々な解釈があるでしょうが、金融市場の専門家は「ドイツ銀行のデリバティブ」の現実を指すと指摘していますし、政治問題専門家は「EUの力が削がれ、EUの影響力が削がれる」と指摘します。

一流の政治家であるメルケル首相は、詳しくは指摘せずにぼかしているのでしょうが「現実」は待ってくれません。

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