東証1部の時価総額は金曜日日経平均が165円余り上昇して終わったにも拘わらず、475兆円に留まり、500兆円を25兆円余り下回っています。
金曜日の海外の日経平均先物は15,550円で終わっており、金曜日の引け値を下回っています。
単なる数字となりますが、ここから更に時価総額が減り続けるようであれば、時価総額は500兆円プラスマイナスではなく、
450兆円プラスマイナスとなりかねず、大量に保有しています日銀・生保・銀行・損保の経営にも打撃を与えることになります。
勿論、個人、中でも信用取引で3倍取引を行っている個人は全滅となり保証金をすべて失う事態に陥る個人も出てくる
筈です。
既に、株の損を埋めるために実物資産を売却したセミプロも出てきていますが、その損で取引を清算しポジションを解消させていれば良いですが、場合によっては売却した実物資産代金で追加保証金を入れてポジションを維持している場合です。
更に持ち株が値下がりし、損が更に膨らみ売るべき資産が枯渇している時に「ガラ」が来た時、悲劇が襲います。
株は上がっている時は何もリスクを感じませんが、一旦値下がりに転じた時、如何に早く資金を引き揚げることが出来るか、これが出来る人はジョージソロス氏にように「プロ」となりますが、そのような「プロ」は1万人に一人か10万人に一人しかいません。
多くは「まだ大丈夫」、「きっと戻る」としてポジションを維持してそして最後の最後で投げる羽目になり、すべてを失うことになるのです。
【実物資産】は決してゼロにはなりませんし、信用取引のようにマイナスに食い込むこともありません。
そして長い目で見れば例え一時的に値下がりしていましても買値を超えて資産を増やすことになるものが殆どになっています。
目先を追わない個人には最適な<資産保全先>と言えます。