買い上げが失敗した日経平均と膨らむ日銀・年金資金の損

投稿者: | 2016年06月17日 09:58

日経平均は165円余り上昇して終わっていますが、レンジを超えて上昇する力がなく、引け後の先物市場では大引けより安く終わっており、レンジを下抜けたままの状態で終わっています。
為替も104円台前半となっており、105円を回復する力はありませんでした。

今晩のNY市場がどうなるかによって来週以降の<日経平均・ドル円相場>のレンジが変わることになりますが、個人投資家の損はかなりの規模に膨らんでいるとも言われており、今後追証を入れることが出来ない投資家の処分売りが入れば、相場は底抜けます。

今日は金曜日で何とか165円高に持ち込んでいましたが、力はなく事実上失敗と言え、年金資金・日銀ETFの損はとんでもない規模に膨らんでいるとみられ、今後問題になるのでしょうが、今はリーマンショック等の危機が発生していない中での損であり、
今後、本当の第2のリーマンショックが発生すれば、どれだけの損に膨らむか。

日銀の自己資本をすべて棄損する程の損を抱えても、皆、平然としておれるでしょうか?

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