FBIがヒラリークリントン氏を聴取へ

投稿者: | 2016年05月08日 10:00

CNNは、FBIがヒラリー・クリントン前国務長官を数週間以内に事情聴取すると報じており、既にフーム・アブディーン氏ら複数の側近がFBIによる事情聴取を受けたと報じています。
メールゲート事件が本格化してきているものですが、ヒラリークリントン氏は、ここでさすがとも言える策を出してきています。
報道では支持者に電子メールなどを通じトランプ大統領を阻止するための更なる献金も強く呼びかけ始めたとされているのです。

また$5でカードを販売したり大統領選を資金集めの道具にしているとも言われても不思議ではない選挙戦をしており、金満家というレッテルを張られており、これにメールゲート事件で打撃を受ければ、ヒラリークリントン氏は民主党大統領候補にはなり得ませんが、膨大な資金を確保したとなれば選挙戦が終われば数百億円の資金を「引退資金」として確保できます。
ヒラリークリントン氏としては、どちらに転びましても経済的には損はない状態になるのです。

ベテランとも言える政治家であるヒラリークリントン氏が政治的に素人候補であるトランプ氏相手に独走出来ない理由は、メールゲート事件での不誠実さと金満家というレッテルですが、果たしてこれを打ち破ってヒラリークリントン氏が次期大統領になるでしょうか?

オバマ大統領は「大統領選は娯楽ではない」と述べていましたが、登場人物がゴシップにまみれた娯楽に相応しい2名となれば、
「ソープオペラ」そのものであり、当分の間、世界中はアメリカ大統領選挙という生の「ソープオペラ」を鑑賞出来、ハリウッド映画は蚊帳の外に置かれますので、ハリウッドスターがトランプ候補に反発するのもわかります。
「俺たちのコメディー映画の仕事を邪魔するな」となっているのです。

。側近が5日までに国務長官在任中の公務に私的な電子メールアカウントを使っていた問題で、連邦捜査局(FBI)の事情聴取を受けた。クリントン氏も、今後数週間内に事情聴取を受ける見通しで、次期大統領の座を射止めるうえで、この「アキレス腱(けん)」ともいえる問題を取り除くことが依然、ネックとなっている。

 米CNNテレビなどが、FBI当局者などの話として報じたところによると、クリントン氏の長年の側近であるフーム・アブディーン氏ら複数の関係者が最近、事情聴取を受けた。ただ、当局者は「現時点ではクリントン氏が故意に、(私的な電子メールアカウントを使い)法を犯したという証拠を得ていない」としている。

 FBI当局者はしかし、具体的な日時はまだ設定されていないものの、クリントン氏への事情聴取も「向こう数週間」で行われるとの見通しを示している。

 クリントン氏は、共和党のドナルド・トランプ氏の指名獲得が確実になったことを受け、同氏を「A loose Cannon」(縛られていない甲板の大砲)と形容するなど、批判をいっそう強めた。この言葉は、どこへ砲弾が飛ぶか分からず、「何をしでかすか予測ができない危険な人物」という意味だ。

 クリントン氏はまた、トランプ氏との本選へ、民主党の予備選・党員集会の期間中に予定していた対バーニー・サンダース上院議員のテレビ広告を、資金を温存するために取りやめた。支持者に電子メールなどを通じ、「トランプ大統領」を阻止するための献金も、強く呼びかけ始めた。

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